プリントオンさんの和綴じ製本を使ってみたかったのです。
「和風セット」に「和綴じ製本」をオプションでつけました。和綴じ! いいよね! 10年くらい前に和綴じのコピー本作ったけど3冊目で心が挫けたので自力ではもう二度とやりたくない。印刷所の人ありがとうございます。
基本の仕様
表紙用紙:こざと白雪160kg
遊び紙:里紙あやめ
和綴じ紐:薄茶
本文用紙:コミック紙ラフ
本文用紙に悩みながら検索したら「コミック紙ラフ」を使ってる人が多かったので選んでみました。正解だったかな? 真っ白ではない紙で、ざらっとした感じ。ほどよく厚みが出るけど軽いです。和紙をイメージするならナチュラル系の色味でもよかったかもしれない。
本文用紙以外は表紙絵をお願いした友人に選んでもらったのですが、別の友人に「綴じ糸の茶色が朝顔の支柱の麻紐みたいできれい」って褒めて貰いました。わーい。
本文レイアウト
今回は一般的なA5同人小説に多い2段組ではなく、和綴じ本(和本)のイメージに寄せて1段組にして、下の余白よりも上の余白を多めに取りました。使用フォントは「源暎ちくご明朝」9.5pです。
ノド側の余白を33㎜取ってます(20㎜+とじしろ13㎜)
かなり多めに余白を作ったつもりでしたが、今回使用した表紙と遊び紙がだいぶしっかりしていたのもあって本の開きが固く、結構ギリギリかな、という感じでした。逆に小口側は15㎜でもよかったかなぁと思ったんですが、本の開きが固い分しっかり掴むことになるので20㎜でよかったかもしれない。
表紙用紙の硬さと本体の厚みによって本の開き具合が変わるので、開き難そうな組み合わせの時はノド側を30㎜よりも多めに取った方がいいかなと思います。1ページに収まる文字数は減るけど、ある程度の厚みがあった方が和綴じっぽさは出ると思う。
※注意する点※
締め切りが5営業日早くなるぞ!
しかし特殊装丁はテンション上がるのでまたやりたいです。また和綴じをやるなら今度はもっと和本っぽい本文レイアウトで。